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イプ・ハウスマン、クラリネット

クラリネット・E♭クラリネット、バスクラリネット・バセットホルン奏者。エヴァルト・コッホとメナヘン・プレスラーに師事。ジェルジュ・クルタークの影響を強く受ける。

20歳でライプツィヒラジオ交響楽団の首席クラリネット奏者、22歳でベルリン国立歌劇場の首席クラリネット奏者になる。

ユネスコTIJIラジオコンクールなどの国際コンクールで第１位、ミラノのスカラ座、パリのシャトレー座、テアトロ・コロンや、アムステルダムのコンセルトへボウ、ベルリンフィルハーモニック、ウィーンコンツェルトハウス、ムジークフェライン等で演奏。

ソロ奏者として活躍のほか、室内楽ではアルクサンダー・マザール、アレクサンダー・ロンクイッヒ、ジャズピアニストのミカエル・ウォルニー（グスタフ・マーラープロジェクト）、ダニエル・ホープ、アンネ=ゾフィー・フォン・オッター、クレメンス・ハーゲン、ヴェロニカ・ハーゲン、トリオ・ディ・パルマ、またハーゲン、カザルス、アウリーン、フォグラー、オリオン弦楽四重奏団と共演。

ルーカス・ハーゲンと共にセラピオン・アンサンブルを設立。2000年11月ウィーンでミネソタ交響楽団との共演でソリストデビュー。また即興音楽、演劇、現代演奏法にも献身。

CD収録も多く、マンデルリング弦楽四重奏団との “バートルド・ゴールトシュミット”はドイツ・レコード批評家賞受賞。その他モートン・フェルドマン、シューマン、ベルク、ブラームス作品など多数にわたる。

2006年、ドイツグラモフォンから出したG・フロンメルのピアノとクラリネットのための二重協奏曲は2008年のグラミー賞にノミネートされた。1996年彼の初めての作品"Ohnung"を発表。最近彼は「クラリネットで話す」ピエロとしてピアニスト、クリストフ・ウーリッヒと共に２万人のこどもたちにドイツ、オーストリア、日本、コロンビアで演奏を行う。

イプ・ハウスマンは演奏家でありピエロと作曲家でもあり、二児の父親でもある。